船外機のアノード、多くのモデルはブラケットやギヤケースなどに付いている容易に交換可能なものに加え、エンジンの内部にも付いていることをご存知でしょうか。
取付箇所や形状、点検サイクルも様々です。
消耗速度も使用環境により異なります。
長い間点検を怠ると、アノードが保持部から崩れ落ちてしまい、冷却水路に残留しオーバーヒートを引き起こすこともあります。最悪の場合、冷却水路に穴が空くことも。
アノードは自らが消耗することで船外機本体をイオン化によるダメージから守る大切な部品です。
エンジントラブルや余計な出費を抑えるためにも残量や状態を定期的に点検することをお勧めいたします。